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このほんは、よみながら 「あいさつ」を おぼえられるほんです。

『たまごのうんめい』は、実際にあった出来事をもとに作られた絵本です。
東京都・武蔵関公園の近くで起こった、1羽のにわとりとそのヒヨコたちの物語。
いのちの力、帰る場所のたいせつさ、あいさつのぬくもり…。
そんな日々の中にある「やさしさ」を伝えたくて、絵本という形にしました。

この本には、お子さんが親しみやすい言葉とやさしい絵、
そして「生きるってなんだろう?」を小さく問いかける心がつまっています。

読み聞かせにも、親子の会話のきっかけにもなればと思っています。

さっか : たかはしあさみ

『たまごのうんめい』の作者・たかはしあさみさんは、東京都練馬区・武蔵関の近くで、動物たちとふれあいながら暮らしている方です。

この絵本は、実際に起きたちいさな“奇跡”のような出来事をきっかけに生まれました。
たまご、ひよこ、そして一羽のにわとりが教えてくれた「いのちのぬくもり」や「帰る場所のたいせつさ」を、子どもたちに届けたいという思いから、作品として形にされました。

自費出版というかたちで世に出された本作は、幼稚園や地域への寄贈など、社会貢献の一環としても活用されています。

あいさつや思いやりを自然と学べるこの絵本が、小さな読者の心に、あたたかな記憶として残ることを願ってつくられました。このおはなしは、じつわをもとにかいたおはなしです。

イラスト:いとう みほ

本作のイラストを手がけたのは、学生若手イラストレーターです。
自然や動物へのまなざしを大切にしながら、やわらかくあたたかみのある世界を描いています。

今回の絵本では、ヒヨコたちの表情やしぐさを一羽ずつ丁寧に描き分け、
子どもたちが親しみやすく感じられるようなタッチを意識して制作しました。

この作品が初めての絵本制作となりますが、ひとつひとつの絵に心を込めて、物語に寄り添った世界観を作り上げています。